ローズヒップ豆乳ローションの作り方
再開します。
高濱式手作りローズヒップ豆乳ローションは、まずローズヒップエキス、次に豆乳ローションを作り、両者をほぼ1:9の割りに合わせるだけです。(特許出願と著作権登録は済ませました)
ローズヒップエキスの作り方
材料:ローズヒップ25g、パイナップル50g、ホワイトリカー200ml
道具:密閉広口びん、ミキサー(またはすり鉢、それも無ければ包丁で刻む)
解説:
①ローズヒップ:

乾燥した野ばらの実の果肉です。スーパーやデパートの食品コーナーなどに売っています。ぼくが買うのは、100g入り、312円。ハーブティー専門店で買うと高い(1000円ぐらい)。よく、「ローズヒップのビタミンC量はレモンの20倍」などと書かれていますが、それは新鮮な実の場合。乾燥する過程で、ビタミンCは破壊されてしまい、市販の乾燥ローズヒップにはビタミンCは残っていません。
②パイナップル:スライスして1/4にカットしたパック入りのもの、4切れで約50g。完熟して黄色味が強いものは糖分が多くべたつくので敬遠。白っぽいものがたんぱく分解酵素が多いのでおすすめ。(ちなみに、残りを生で食べると、この酵素のため、口の中がガビガビになる。これを避けるためには、電子レンジで加熱して酵素を破壊したあと、冷蔵庫で冷やして食べるとよい。)パイナップルを使う目的は、①パイナップル酵素(ブロメライン)でローズヒップを分解し、有効成分を取り出すため、②豆乳ローションで弱った毛根をさらに破壊するためです。
作り方:
①ローズヒップ25g(アバウトでよい)を適当な容器に入れ、熱湯約200mlを注ぎ、10~20分間放置して軟らかくします。

② ①をミキサーに入れ、パイナップル約50gを加え、10秒間ぐらい粉砕。
③ ②を密閉広口びん(梅酒や果実酒を作るときに使うもの、1リットル)に移し、パイナップルのた んぱく分解酵素を働かせるため10分間ほど置いたあと、ホワイトリカー200mlを加え、よく混ぜ合わせ、3~5日間放置します。超急ぐ場合は、放置せず、④に移ります。
④ ③の上澄みエキスがローズヒップエキスです。これを別のびんなどに貯蔵します。上澄みがうまく取れない場合は、リード・クッキングペーパーなどを使って濾して下さい。ぼくは、③でホワイトリカーを加えたあと、ニガリを約10ml加えます。するとニガリの沈殿作用で、きれいな上澄みが早く取れます。
ベースとなる「高濱式手作り豆乳ローション」の作り方
これは、本や雑誌にたくさん発表してきたので、ご存知のかたも多いと思いますが、一例は、マキノ出版の『ゆほびか』6月号やムック本で見てください。簡単に言うと、
①成分無調整豆乳500mlを鍋に入れて、約65℃に加熱して火を止める。
②レモン2個分のしぼり汁を加えてさっとかき混ぜるとトロトロに固まってくる。温度計がない場合は、お風呂の温度(42℃ぐらい)より少し熱い温度になったら、火を止めず、弱火のままで②に進む。
③ボールに網かご、手拭タオル(ぼくは不織布3枚を使う)、リード・クッキングペーパー2枚、の順に置き、トロトロに固まった②を流し込む。
④搾れるぐらいに冷まったら、れいに洗った手でよく搾る。2、3回に分けて搾ると沢山採れる。
これが「高濱式手作り豆乳ローション」です。
最後に「ローズヒップ豆乳ローション」の作り方
先に作った「ローズヒップエキス」約50ml(大匙3杯)を小鍋に入れ、弱火で温め、アルコール分を飛ばします。ぼくは温度計で計り、65℃になったら火をとめます。温度計がなければ、鍋の周りに細かな泡が出てきたら火をとめる。
次に、出来立ての豆乳ローション(450mlぐらい出来ているはず)を加えれば「ローズヒップ豆
乳ローション」が完成。びんに移し、流水で余熱をとり、冷蔵庫に保存。「無添加・手作り」ですから雑菌で傷みやすい。作りたては豆乳とレモンの匂いがしていますが、傷むといやな臭いになります。そうなったら作り直す。小分けして冷凍しておくのも一手です。
雑菌を減らす注意事項は次回説明します。
使い方
原価は、1mlあたり2円以下ですから、惜しみなくたっぷり肌に塗って下さい。お風呂あがりにぬるのがおすすめ。
注意:
毛が抜けては困るところ(頭髪部、眉、下睫毛など)は避けて、綿棒を使ってその周囲に塗る。その注意を守れば、顔はOKです。家内は、夜、カット綿を薄くしたものに染ませてパックしています。










